第40回日本神経科学大会 ジュニア研究者ポスター賞を受賞

  日本神経科学学会主催の第40回日本神経科学大会(7月20日~23日、千葉・幕張メッセ)において、本学大学院工学研究科生命情報工学専攻の鈴木伸子さん(修士課程1年、川井研究室)が、ジュニア研究者ポスター賞を受賞しました。この賞は、学部生(応募時点)によるポスター発表のうち、特に優れた発表に贈られるもので、当日の発表が研究者からなる審査委員により審査されました。
 
受賞したポスターと鈴木伸子さん

  鈴木さんは、「Laminar Development of Primary Visual Cortex in Postnatal Mice(生後のマウス一次視覚野における層構造の発達)」という演題で発表されました。視覚情報を司る大脳皮質において、各層に存在する神経細胞の数と位置が生後どのように変化していくかを研究したものです。層構造を作り出す神経細胞の種類を知るため、細胞に特異的なタンパク質を免疫蛍光染色法で認識させ、マウスの生後から成体まで調べたもので、健常な脳の成長の過程で生じる神経細胞の変化を理解する基礎となる研究です。
 
  鈴木さんは次のように話されています。「20人以上の研究者や学生の方々が説明を聞きに足を運んでくださり、数多くの質問を頂くとともに、有意義な議論を行うことができました。今回は私にとって初めての学会発表であり、実験の段階を含めて、本番を迎えるまでには様々な困難がありました。それでも、実り多い発表となり、さらに光栄なことにこのような賞を頂くことができたのは、日頃よりご指導くださった方々の支えがあったからだと心から感謝しております。今後はこれまでにも増して険しい道のりが待っていると思いますが、さらに自身を鍛え、一流の研究者になるべく研究活動に邁進する決意です。」
 
  創大出身の研究者として、世界に貢献する有為な人材に成長してくれると期待しています。